tokainorookie’s blog

やさしい輸入中古車を買って人生に彩りを🇮🇹

税金と自動車保険の現実

今年もこの季節がやってきた。

2年目のマセラティ、3年目のMINIの税金と保険について紹介する。

毎年来る自動車税

2008年式4.2Lのマセラティは8万7900円、同式1.6LのMINIは4万5400円だ。

自動車税は毎年4/1時点での使用者(車検証記載)に課せられるもので、新車登録から13年が経過したクルマについては約15%の重課となる。マセラティに関して言えば1度の支払い額には相当のインパクトがあるが、月にすれば7000円ちょっとと思えば精神的負担は少ない(と言い聞かせている)。

高年式車で税を抑えるか、低年式で税の重課を受け入れるか。こんなことを考える人もいないだろうが、車両価格分の差を税で埋めようとするのも現実的ではない。乗りたいクルマに乗る、私はさっさと重課を受け入れて今後も車両価格の安い輸入車に乗っていくことだろう。

 

自動車保険の現実

マセラティ自動車保険は車両保険込みで年間約14万円である。5シリーズ時代に比べると年間2万円ほどアップしているが、フェラーリなんかに比べれば金額を聞いてほっとしたのを覚えているし、マセラティといえども一般的な輸入車に比べてバカ高いということもない。

ただし、車両保険については話は別だ。料金だけを見ればもっと安いダイレクト型なんかも入れるが、なにせ車両がつけられない。当時試算もしてみたが、料率17%というとんでもない高額部類に入ることがわかり、ここばかりは流石は特殊車両と自分を納得させた。ともかく自動車税と保険の月1万8991円でフェラーリ風が楽しめることを、私は感謝しなければならない。そして今、その金額以上のプライスレスをマセラティから貰っている。

さて、3ドアMINIの方についても触れておきたい。こちらはダイレクト型を使っており、20等級とセカンドカー割引などを用いて初年度は4万5110円であった。この時は想定走行距離数に届かなかったため次年度に距離無制限の特典が付き、若干の割り増しがあったものの2年目の保険料は4万8290円であった。ところが今年度はメインカーとしての役割が多いため距離に応じて算出したところ6万4030円となり少々驚いた。最も安いと言われている共済関係の保険も考えたのだが、いざという時の対応フォローに心配があったので今回は見送ってそのまま継続契約とした。

 

必ず入っておきたい自動車の保険

高級車に乗る場合は特に保険についてもしっかり考えたい

昨年度のMINIの走行距離は約12000キロ。これだけ走るということは走っている時のリスクもそれなりにあるということだ。任意保険とは言うものの、必ず入っておきたい自動車保険。最初はハードルも高いが、実は等級というのは家族間で引き継ぐこともできる。つまり有限の時間の中で長く入っていた方が割引率も大きいのだが、クルマ(保険)デビューが遅くてもものによっては時間をかけることなく20等級にいくことも可能なのだ。そう考えると財産的な見方もできるのが自動車保険なのである。クルマに乗る者の責務として自分の身を守るだけじゃない保険。しっかり見極めて自分に合った保険を見つけてほしい。