tokainorookie’s blog

やさしい輸入中古車を買って人生に彩りを🇮🇹

低年式MINIのオイル管理

大がかりなオイル漏れ修理、車検を経て約3か月。オイルの警告が点灯した。

MINIのオイル管理には今まで以上に気を遣っていた。ちょうど2週間くらい前にオイルレベルゲージを確認し、距離的にもう少しいったら交換だなと思っていた矢先、赤い警告灯が点いたのだ。少し厄介なのが一瞬で消えてしまうこと。常時点灯するわけではなく、点滅するわけでもなくチラッと顔をのぞかせてはすぐに消えてしまう。ただ私は見逃さなかった。「・・・来たな。」と。

まず結果から言ってしまうと、ほぼすっからかんの状態であった。もちろん現在オイル漏れは起こしておらず正常運行である。

昨年7月に同様の警告ランプが点いた時に約2.5L補給をし、その1か月半後に定期のオイル交換を行った。その3か月後の12月に例のオイル漏れが発覚し修理・交換を行ってから5238キロで今回だ。つまり約半年5200キロで4.2Lのオイルを喰い尽くしたことになる。

 

消費が激しいMINI用オイルをどう考えるか

さて、ここからは様々な考えが存在するので何をどう選ぶかは個人の判断に任せたい。

R56系、またプジョーシトロエンと共通するMINIのエンジンはどうやらオイルを喰うことで有名なユニットらしい。根本的な解決策はステムシール等の交換が挙げられるが大きな費用を要し、その交換で未来永劫オイル減りが起こらないというわけでもない。そこでまず1つの目安として、5000キロを走って2L以上減っているようならオイルの上がり下がりがあるということを認識しておく。アイドリング時、走行時の白煙が顕著な症状ではあるが走行中自分で確認することは難しい。ふわっと出ているくらいは正常なのだ。したがって現在MINIオーナーの方でオイル喰いが心配でも、この目安内であればさほど心配しなくて良い。

次に低年式、過走行のMINIには固めのオイルが良好ということ。やわらかいオイルだとエンジンの燃焼とともに一緒に燃えていってしまう。特にこれから夏場の季節では少々固いオイルでも問題なく、エンジンの音も静かになる。12月にオイルを入れ替えた時には5W-30を入れていたが、今回は10W-40にした。これは購入時に入っていたグレードだ。オイルのグレードを変えてみて安定するか経過観察だ。ちなみにディーラーでは5W-30で統一されている。

最後にダメ押しの添加剤という方法がある。オイル消費抑制やオイル消費スタビライザーという名前で販売されている添加剤だ。1本4000円程度でこういったケミカル剤も使ってみる価値はあろう。ちょうどそこのショップに出入りをしているお客さんのクラブマンが同様に困っており、ソレ用に用意した在庫が何本かあるとのことで融通してもらった。それでもダメなら心を決めてヘッドカバーを外せばいい。

今回我が家のミニクーパーはオイルとエレメントの交換、そしてこのオイルスタビを投入した。しめて1万5000円である。ここからまた5000キロを目安に走ってみてオイル消費がどこまで落ち着くか、またレポートしたいと思っている。