tokainorookie’s blog

やさしい輸入中古車を買って人生に彩りを🇮🇹

輸入車ガソリン事情

昨今の燃料高騰が家計を直撃している最中、今回は輸入車複数台持ちのガソリン代事情のリアルをお届けする。

まず前提として使用燃料はすべてハイオクガソリン、片道約27キロの通勤と休日のドライブで年間21000キロを走行する。

燃費はE90 320iで約13km/l、E60 530iで約10km/l、R56 クーパーで約16km/l、MQP クアトロポルテで約6km/lである。

過去5年間の推移はこうだ。

2019年   2020年
1月 21,356   1月 36,310
2月 12,510   2月 19,110
3月 21,460   3月 28,820
4月 19,780   4月 29,200
5月 28,331   5月 23,598
6月 20,168   6月 11,174
7月 24,048   7月 18,870
8月 13,525   8月 26,742
9月 13,000   9月 27,410
10月 14,795 E90→E60 10月 33,557
11月 16,030   11月 24,200
12月 19,173   12月 28,170
月平均 18,681   月平均

25,596

 

2021年   2022年  
1月 31,231   1月 36,551  
2月 21,000   2月 28,560  
3月 25,250   3月 23,635  
4月 24,198   4月 35,680 R56購入
5月 19,000   5月 30,410  
6月 27,000   6月 32,519  
7月 29,000   7月 30,494  
8月 29,000   8月 16,936  
9月 23,520   9月 31,590  
10月 34,053   10月 22,086  
11月 25,520   11月 30,470  
12月 16,770   12月 18,288  
月平均 25,462   月平均 28,101  

 

2023年    
1月 40,040    
2月 39,001    
3月 19,090    
4月 23,888 E60売却  
5月 13,592    
6月 15,462    
7月 14,890    
8月 36,905 R56+MQP+E60(代車)
9月 28,215    
10月 33,340    
11月 26,614    
12月 23,344    
月平均 26,198    

E90からE60に乗り換えた時にショップの社長に言われたことだが、燃料代は月6000円上がると言われた。確かに乗り換え後の2020、2021年の月平均を見ると2万5000円台となっており社長の言っていたことは当たっていた。またこの頃はコロナによる在宅勤務とその後の一時的なガソリン値下げにより上下動があるが、トータルで見れば320iと530iの燃費の差だけだろう。

2022年のミニクーパー増車によるガソリン代の影響は、前年から月平均2639円アップと微々たるものだ。この時のメインはまだE60 530iでミニは月500キロくらいに走りを抑えていた。2000ccのセダン1台体制から、3000ccセダンとコンパクトカー2台持ちで燃料代が約1万円違う結果となった。これを妥当とみるかは読者の判断に任せたい。

さて今年1年間の月平均は2万6198円。320i時代から考えると1.4倍の燃料代になっている。この中で1番燃費の良いミニ1台体制だった5〜7月を見ると如実に出費が減っているのがわかる通り、やはりリッター16kmの恩恵は大きい。また見ようによってはクアトロポルテを迎えた2台体制と530i1台体制との燃料代の差が700円程度しか違わないのを見ると、クアトロポルテは多走行をしないにせよ今のところ大きな負担にはなっていない。

こうして見ると増車をしたからと言ってガソリン代が倍になるということにはなっておらず(もちろん乗り方にもよるが)、1台燃費の良いものがあれば大排気量車との複数台持ちも夢ではないことがわかった。今回は燃料代からのアプローチであり、複数持ちになれば実際にはメンテナンス代や駐車場代が倍になることはご承知おきしておいて欲しい。また都心部にお住まいであれば通常年間2万キロ走るなんてことはないだろうから、私の計算はかなり高い設定ということになる。クルマ好きは燃費を気にしないと言うが、それでも最低限のコスト管理はしておきたい。これから輸入車を買われる方の参考になれば幸甚である。