tokainorookie’s blog

やさしい輸入中古車を買って人生に彩りを🇮🇹

ミニ クロスオーバーという提案

「このクルマどうだろう?」クルマ好きならそんな質問の1度や2度受けたことがあるだろう。カーソムリエ(オートックワン主催)を持つ私もこのような悩み相談をしばしば受ける。今回相談に乗ったのは身内の増車計画だった。

1.セカンドカーの選び方

今回の増車計画は子供の送迎用というのが始まりだった。既にクルマは所有しているが、2ドアのスポーツタイプでこれは家族ユースを無視したパパの趣味全振りのチョイスだ。

セカンドカー選びはファーストカーがどういう性格かというので決まってくると考える。私の場合であれば大型のフルサイズセダンと5ナンバーのミニクーパー。特別な大型セダンは出動回数が少ないので、普段使いではコンパクトなMINIが重宝している。大勢乗せることはないから3ドアでも問題ないし、運転しやすいAT仕様で燃費も悪くない。また友人は愛車としてBRZを持っているが、普段の移動はプリウスを使っている。つまりまったく性格の違うものを選ぶことで、ボディ形状、使用用途、燃費、税金や保険料といったトータルでバランスを整えていくと具合が良い。(中にはセカンドという意識を持たずに全て同列としてスーパーカーを何台も所有する人もいるが…。)

メインカーが2ドアスポーツカーとなると、ファミリーカーとして最右翼となろうDセグメントセダンやSUVを候補に挙げてみた。ドイツのDセグメント系は申し分なくメインを張れる定番であり維持もしやすい。運転が退屈だという不満も出まい。ひと味変わったものが良ければアルファロメオステルヴィオも面白そうだ。当初オープンモデルも選択肢にあり、BMW 335、アウディ A5、VW ビートル、MINIのそれぞれカブリオレも話してみたが、やはり2ドアの不便さが際立った。そのような中で、MINIを足にできるかという話になった。

 

2.クルマ好きのお父さんが満足できるモデルを

MINIを足車にできるか。結論は“できる”。

ただし中古車に当たり外れがあるのは事実で、年式によっておすすめできなかったり持病が無視できなかったりするが、それらの「ネガ」を受け入れることができればとんでもない掘り出しモノを掴める可能性がある。

MINIはアフターパーツが豊富でカスタマイズが無限にできること、MINIのアイコンが確立されていること、中古車相場が安定しておりコスパがちょうど良いこと。そういった意味で優良物件を引くことができればまさしく即買いの1台となりMINIの中古車探しは宝探しとなる。

最終的に候補に残ったモデルはミニクロスオーバーのMTであった。ファミリーカーとしての最低要素は満たしており、2024年にフルモデルチェンジをしたことで初期型R60はさらに値ごなれしてくるだろう。6MTの設定があるのもクルマ好きのお父さんも納得できる。

 

3.ミニ クロスオーバーという提案

BMW AG

細かな仕様やカラードは決めていないが、現状では2011〜2014年くらいまでの年式のMTが最適解ということになった。どうせMINIに乗るなら白黒でなくあえて原色を選んで冒険したっていいし、ボンネットストライプが入った個体を選んで遊びゴコロを演出しても良い。ボディサイズもトヨタC-HRとほぼ同じサイズなので、都市型SUVとして取り回しも良さそうだ。クーパー以上のグレードであれば所有してからの満足度も高いだろう。

果たして希望通りのクロスオーバーが手に入るのだろうか。はたまた違う車種が見つかるのか。引き続き進捗をレポートしていく。