tokainorookie’s blog

やさしい輸入中古車を買って人生に彩りを🇮🇹

530i(E60)12か月点検の終了

ノートラブルの1年間

昨年12月にブローバイガスヒーターの交換(リコール外-2623)をディーラーで実施してから1年が経過した。当時の走行距離は93,458キロ。今年も追加で出たブローバイヒーターの点検とヒューズ追加のリコール(外-3426)を行ってきた。

今年1年間の走行距離は18,108キロだった。MINIを迎えた為か、はたまたプライベートで外出をする機会が減った為か、概ね3千キロ減ということになる。ところが調べてみるとガソリン代は年間平均で2万8000円/月となっており、昨年と比べると2640円増ということがわかった。これは間違いなく昨今の燃料高騰が影響していると言えるだろう。とはいえ運転が好きなクルマ好きにとって、燃費やガソリン代を気にしすぎるのは無粋だ。今年1年、トラブルに見舞われることなく安全運転ができたこととE60に感謝をしなければならない。

 

2回目の12か月点検

購入してから丸3年が経ち、先日2回目の12か月点検の実施となった。機関系統で気になるところは無かったし、オイル交換までまだ余裕があるので通常の流れで作業をお願いした。一通りの消耗品部品の点検と取り付け状態などを確認しタイヤのローテーションが行われた。ちなみにタイヤは2年5か月前に交換、47,801キロ走行して初めてのローテーションだ。BMWはPIRELLIとの相性も良さそうだ。またリアのブレーキパットの残量が少なくなってきたようだが、これは来年の車検まで問題ないとのこと。他に異常は見つからず1万9千円にて終了した。

輸入車の維持はさほど大変ではない。高いか安いかの感じ方は人それぞれであるが、たとえ日本車だからといってメンテナンスフリーで乗り続けられるわけではない。どうせ注ぎ方が同じならばジャーマンプレミアムに手を出してみるのも大いにアリだ。

 

今後いつまでキレイに乗り続けられるか

現在愛車は111,566キロ。もはや10年10万キロ定義は定説ではなく、20年前のクルマが現役で走っているのも珍しくない。BMWのE60はデザインこそ好き嫌いがハッキリ分かれるが、乗り味は実に爽やかで格別である。最近上司が1シリーズのF40 118dを購入したが、後席の居住性とシルキーシックスのフィーリングはやっぱり良いねと言ってくれた。

燃費は10.7km/lをマークし、相変わらず肉厚な野太いサウンドを轟かせるがキャビン内は至って静寂だ。上質と高級が同居するドライバーオリエンテッドな造りは、まるで自宅にいるかのようなくつろぎ空間でもある。リコールの際にG20を借りたが、デジタルでまとめられた最新のBMWもかなり魅力的である。E系はアナログではあるが毎日乗るからこそのシンプルさがあって私にはちょうど良いと改めて思った。

さて、今後の課題である。

来年末の車検の前にいくつか考えておかなければならないことがある。それは経年劣化による部分のリフレッシュだ。バッテリーや点火系統の消耗品交換はすでに実施し、タイヤもまだしばらくはもつだろう。ブレーキパットへの備えをしておけば、とりあえず大きな不安はない。ところがドアモールやヘッドライト周りのブッシュ系が劣化でモロモロになってしまい、見映えが悪くなってしまった。青空駐車による退色も微妙に気になる。また室内も天井の垂れや装備品の劣化が目立つようになった。高級装備品はあれば満足度も上がるが、増えればリスクも上がるわけでメンテナンス費用だけでなく維持という面でのメンタルも要求されるのがおもしろいところだ。

ネオクラシックのクルマをどこまでキレイにして乗り続けるか。リフレッシュ計画を考えながら、来年も元気にE60と走れることを願うばかりだ。