最近走る機会が増えたイエローのミニクーパー。
オモチャ感のあるスタイリングは大人気で、出先ではかなり話しかけていただける。
購入して1年。ここでざっと購入してからの費用をまとめてみたい。
平均燃費15キロ超えのガソリン代は
ゴーカートフィーリングが売りのMINIには1.6LのDOHC直列4気筒が搭載されている。
現在表示されている平均燃費は15.9km/l。頑張れば16.5km/lをも叩き出してくれる。この時代の欧州車にしては上出来ではないだろうか。
最近うんと距離が伸びたが、月々のガソリン代はハイオクで1万4527円である。同年代のBMW E90 320iより4000円ほど安いコスト感。タンク容量は40Lで、2週間に一回くらい満タン給油している。
ちなみに320iの時は10日に1回、530iの時は1週間に1回くらいであったので、比較的お財布に優しい。
輸入車の保険料と税金関係
自動車保険はダイレクト型の総合保障に入っており、初年度の年間保険料は4万5110円(車両保険込)であった。今年度は保険料の見直しにより若干の値上がりが発生しており、前年度+265円の月々4024円がかかっている。
自動車税は4万5400円となり月の負担額は3783円。保険料を合わせた月の維持費は7807円だ。もちろんここに場合によっては駐車場料金やガソリン代、いざという時のメンテナンスフィーがかかってくるわけだが、固定費の最低ラインとして8000円弱を覚悟していれば素晴らしいMINI LIFEが待っている。
「輸入車の保険て高いんでしょ?」と言われたのは古の話で、選択肢が増えたぶん選び方では国産車と変わらないといっていいだろう。メルセデスやBMWなど比較的流通量が多い車種であれば車両保険も難なく入ることができる。
さて昨年の走行距離は約3500キロ。今年度はすでに4400キロ(2か月経過)を走っており、今年度はどのくらい距離が伸びるだろうか。
MINIのメンテナンス
距離が増えてくるとクルマの調子も上がってくる一方でいろいろな所に気づきも出てくる。例えばトランクが閉まっているのにオープンゲートのエラーが出たり、エンジン始動時に球切れのサイン(一時的にウインカーのハイフラが起こっているようだ)が時々顔を出す。ウインドウォッシャー液のホース詰まりも経験した。まぁこんなのは気まぐれみたいなものだが、最近ではクーラント漏れが発生したので簡単にまとめよう。
気づけばラジエータータンクのMINを下回っており補充したのだが、1か月ほどでまた下限を下回ってしまった。販売店にてチェックをしてもらったが多少エンジン内に乾いた跡があったもののハデに吹いたりダダ漏れな状況ではなく、モレ止めを使ってダメなら本修理という流れになった。作業は簡単、サブタンクに液剤を注入するだけだ。今のところ症状は出ずにいる。
同時に市販のインジェクタークリーナーも試してみたところ、アイドリングのブレや粗削りなフィールが一気に身を潜めた。走り出しが顕著に軽くなったような感覚である。うなっていたエンジン音も少量になり、明らかにエンジンへの負担が少なくなったようである。有名ブランドの類似商品も試したことがあるが、MINIへの効果はこちらの方が大。愛車をリフレッシュするか~と思い立った時にはぜひ試してほしい。
また、フロント・リア、タイヤのセンターキャップのエンブレム劣化により部品を調達。すべての詳細は以下の通りだ。
・Holts ラドウェルド 250ml(1980円)
・STP スーパーインジェクタークリーナー(898円)
・MINI エンブレム 43mm×2(2400円)
・MINI エンブレム 50mmセット(3146円)
そういえば、前にアンテナベースの交換もしてみたっけ。3000円くらいした記憶があるが、フィッティングがいまいちで結局シーラントで処理した気が…。
とまあちょこちょこある気まぐれに寛大な心持ちで付き合いながら、街中でも人気のMINI LIFEは続いていく。